2007年03月19日

デジモン/週刊アスキーの陰謀(笑)

日曜朝のアニメ「デジモン」を見ていると、ロボットとおぼしきものが、人間の感情に対して理解不能を示すメッセージを発していました。「リカイフノウ。リカイフノウ」と。日本のクリエーターの人達ってどうなったんでしょうか。これは、20年も前の技術レベルのコンピュータのイメージです。「ERROR」としかメッセージを吐かないコンピュータは今は無いですよ。
 そもそも、そのロボットの設計思想がおかしい。「リカイフノウ」と発音することにより得られる効果は何か、誰に訴えかけているのか。これが大変がちぐはぐ。昔のコンピュータの「ERROR」はプログラマーに対するメッセージです。やってほしいことはプログラムの修正です。昔のコンピュータは作った人が側にいるから、問題があると「オギャーと叫べばママが飛んでくる」ものでした。
 しかしその後、Microsoftなどのパッケージプログラムが流通しプログラマと利用者の距離が離れ、メッセージは何をどう出すべきかをきちんと考えなければならなくなりました。つまり、コンピュータは三歳児程度になったんです。「ディスクが残り少ないから、くだらないデータは消去しろよ」とか、「LANのケーブルが抜けてるって。さっさとさせよ」とか(あれ?なぜかツンデレ調)。もう少し進んで、自分で直すようになればもっと年齢が高くなりますね。
 と言うことで、デジモンでロボットとおぼしきものがこの低い完成度に設定されていることが信じられない。「その概念は規制されいるために受け付けられません。その概念を支持する存在は排除いたします」ぐらいのことは言ってほしいものです。がんばれ、日本のクリエータの人達。

 話は変わりますが、私は週刊アスキーが大好きです。創刊からずっと、忙しくて買えなかった時を除いて買っています。しかし。気に入らないことがあります。以前に一度別なblogに書いた気がするのですが古いblogはすぐ精算してしまうので、改めて書きます。気に入らないのは以下の二点です。

 ・変なSony贔屓で読者を惑わせないでほしい
 ・ビデオボードの記事はもう良いんじゃないか

このことは、無闇に気にくわないと言ってるのではありません。長くなりますが辛抱強い方はおつきあい願います。それと、アスキーに近い方がこのblogを読まれたら、是非このページを編集長さんか担当さんに紹介してください。

 まず、Sony贔屓についてです。実は私もSonyは大好き。唐沢弟よろしく、「大ソニー様のなされることに間違いなどあろうはずがない」と言いかねないほどです。しかし、週刊アスキーの贔屓は我慢ができない。特に以下の二点については明らかに読者を惑わせていて、たちが悪い。

 ・PSP
 ・メモリースティック

 シェアから見てPSPって取り上げる価値ありますか。DSに比べて著しく価値が低くないですか。というか、PSPを取り上げるなら想定する読者層を明確にしてほしい。PSPを持った人は不幸です。将来を約束されない。だからといって傷をなめてあげる必要はない。買い換えるように促してあげればいい。週刊アスキーを読む限りDSとPSPが良い勝負をしているように誤解します。これは良くない、マスコミに身を置くものはやってはいけない情報操作です。程度の問題ではありません。「悪」です。
 メモリースティックも同じです。Sonyが好きならあえて取り上げないという選択肢もあります。死期を早めるようにしてあげることがSonyにとっても実は良いことではないでしょうか。Sonyが好きでSonyに入社しているのに負け戦に臨ませる。それっていいことですか。

 二つめはビデオボードです。これも論点は同じです。想定する読者層がおかしい。SLIなどの情報を好んで読んだり、DirectXのハードウエアサポートレベルを知る必要がある人はどんな人ですか。こんな人でしょ。

 ・PCを自作している、またはPCの部品をいくつか取り替えている
 ・PCでゲームをする

 ありえへん。あえて、関西弁で言っちゃいます。そんなやつありえへん。週刊アスキーが提案するライフスタイルじゃない。PC自作はもう完全に過去のものです。なぜか。中古市場で流通できないからです。CPUが80386の頃はメモリもCPUもディスクも取り替えられました。でもいまは違う。そのため、部品を変えるぐらいなら新しいPCを買った方が安くて良い。だから、中古はオークションで売るのです。より安く調達したければ、オークションで買うのです。「オークションの活用」、それが今のPCを使う人への提案です。よい提案無くして、PC雑誌の生き残りは無い。部分を提案するんじゃない。全体を提案するんです。すぐさま考え方を変えた方が良いですよ編集長。
 また、PCでゲームをすることですが、これは歴史的経緯でファミコンがグラフィックスの強化をしなかった時代にアメリカがゲーム市場で一時的にファミコンを上回った時に咲いた徒花です。もう、夢は消え去りました。アメリカ人自身がX-BOXという精算をしています。だから、PCゲームは作る人もやる人も不幸です。彼らをその軛から解き放ってあげるべきです。

 週刊アスキーだけを読んでいる人が家電量販店に行って、「あれ?PSPってまだ売ってるんだ」とか「メモリースティックってSDカードと同じ所に置いてあるけど、何をするモンなんだろう」、「ビデオボードってなんでこんなに高いんだろう」と思うのが正しい姿ではないでしょうか。それが、パソコンが好きな人たちへのライフスタイルの提案。
 私はもっと週刊アスキーにアグレッシブになってほしいと思っています。まっさらのセロファンから新しいライフスタイルの提案を取り出して、私たちに次々と見せてもらえることを常に期待しております。
posted by kodamatic at 21:25| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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